展示会の強化書

展示会ブース出展の成果を劇的に向上させるための方法論をギュっと濃縮した強化書です。あなたのビジネスは展示会で大きく伸ばせる!

定量的な目標設定・費用対効果の検証・ブースの企画はガチガチに密な関係性

展示会ブースを出展するにあたって定量的な目標数値は立てているだろうか?

 

目標数値を立てていないと・・・

  1. ブースプランが散漫になりデザインの効果が薄くなる
  2. 費用対効果が算出できない
  3. 展示会後に改善策の検証ができないためPDCAサイクルが回らない

といった問題が起こり、結果「展示会に出展しても成果に繋がらない」という状態に陥る。

 

定量的な目標設定は展示会ブースのデザイン・運営計画と密接に連携するうえ、費用対効果の算出やPDCAサイクルを回していくための基本的な軸になり得るものだ。「なんとなく」の目標数値ではなく「意味・根拠ある数値」を考えることがキモと認識しよう。

 

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なぜその展示会に出展する?、展示会出展の「目的」ではなく「理由」を考える

この記事では展示会出展の「理由」を考えることでブースの企画に一貫性を持たせるための方法論を紹介する。もし、展示会に出展する意義やメリットについて知りたくてこの記事に辿り着いた方がいれば、以下の記事が参考になるのでコチラをご一読いただきたい。

www.tenjikaibooth.net

 

さて、「目的」と「理由」、この2つは同じような意味合いだが、ここでは別のモノとして定義している。

 

「その展示会に出展する目的は何か?」という問いかけをされることは多いだろう。だが、実は「目的」は何だ?という考え方をしているがために、社内の関係者やパートナーの装飾会社にブースのコンセプトが正しく伝わらず、方向性を見誤ったアウトプットになってしまうというケースが存在する。

 

なぜその展示会に出展するのか、その展示会は本当に出展するに値する器を持っているのか、丹念に情報を拾おうと努めることがブースの成功に向けた鍵になる。

 

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展示会ブースのコンセプトを来場者の体験に落とし込む【カスタマージャーニー】

来場者に何を感じてもらい、どうコミュニケーションを取りたいのか・・・ブースのコンセプトが仮に固まっていたとしても、コンセプトを実現する空間になっているだろうか?

 

コンセプトを実現する空間とは適切なコンテンツとコミュニケーションが効果的に配されたブースである。来場者の行動に沿ってどのようなコンテンツを配し、コミュニケーションを行うのか。この流れが整理できていないと折角コンセプトを固めたのに意味のない場所に展示物を置いたり、適切な誘引ができなかったりという事態に繋がってしまう。

 

このような事態を避けるために、カスタマージャーニーマップという手法を展示会ブース版に置き換えた展示会ジャーニーマップを作成し、来場者の行動に対して適切なコンテンツが何かを考えていきたい。

 

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展示会ブースはキャッチコピーが命

 

キャッチコピーを真剣に考えれば、展示会ブースの集客を質・量とも飛躍的に伸ばすことができる。

 

 

展示会場を巡っていると、特に目を引くような展示製品があるわけでもないのに集客に成功しているブースを見かけることがあります。周りから見える競合のブースとは圧倒的に差がついているというケースも多いです。しかも、集客に成功しているブースと周辺の競合ブースの展示製品・サービスは、一見すると通路からでは違いが分からず、似たような製品・サービスにしか見えません。

 

それなのに、集客に差がついている理由は何でしょう。答えはキャッチコピーの精度です。そして、コピーライターでも何でもない皆さんでも、考え方一つで展示会で効果の上がるキャッチコピーを作ることはできるのです。

 

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この記事では、展示会の成否を強く左右するキャッチコピーを科学します。

 

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来場者の感情を誘導し、展示会ブースのメッセージを最大化して伝える

来場者(ペルソナ)は、展示会ブースでのコミュニケーションを通してどんな感情を抱くのだろうか。いや、どんな感情になるとコミュニケーションが最も効果的に行われるのだろうか。

 

一般的なBtoBマーケティング施策であればBtoCの施策と比較したときに顧客が直感や感情で動くケースは少なく、取引に至るには理性的な判断が下されると認識されていることだろう。

 

しかし、展示会においては「来場者の感情」の重要度が他のBtoBマーケティング施策と比較しても高いと感じる。ブースの前を通過する来場者をつかまること、接客後に来場者が自社での行動を起こすこと、その双方に対して「感情」に対するアプローチが有効に働くからだ。

 

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今回はその「感情」について、展示会ブースにおける取り扱い方法を考えてみよう。

 

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