先日、関西ものづくりワールド2019を視察してきた。機械要素技術展、工場設備・備品展、設計・製造ソリューション展、ものづくりAI/IoT展、次世代3Dプリンタ展から成る、ものづくり系の総合展示会。総来場者数約4万名、出展者数約1400社と西日本最大規模のモノづくり系展示会だ。
会場全体の傾向や出展にあたって成果を最大化するための対策などは以下の記事を参考にしていただきたい。
全体的な傾向として、まだまだ課題解決型のアプローチが適切にできている出展者は少ない。適切にメッセージやコミュニケーションを設計できていないために、出会えていたはずの顧客と出会えていないのではないか、そう感じるブースが多かった。
しかし、会場を視察していて「これは素晴らしい!」と驚いたブースも幾つか見つけることができた。そのなかの1社である、工場設備・備品展に出展していたメインマーク株式会社のブースをご紹介しよう。余りにも素晴らしかったので、リサーチだけのつもりが思わず現地でお声がけさせていただき、ブースづくりの考え方などをお伺いした。快くご対応いただいたことを有難く思う。
展示会を基点として成果に繋げていくための最適なコミュニケーションが設計されていたこのブース、多くの出展者にお手本としていただきたい。
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