関西ものづくりワールド2019が10月初旬に開催された。機械要素技術展、工場設備・備品展、設計・製造ソリューション展、ものづくりAI/IoT展、次世代3Dプリンタ展から成る、ものづくり系の総合展示会。総来場者数約4万名、出展者数約1400社と西日本最大規模のモノづくり系展示会。多くの来場者が集まるなかで自社ブースに目を留めてもらうという競争は熾烈を極めていたはずだ。あなたのブースは効果的な集客ができただろうか。
私は、展示会で成果を上げるためには課題解決型のアプローチを実践することが最良というスタンスに立っている。そこで今回は、西日本最大級の製造業系の展示会である本展で、実際に課題解決型を実践できているブースとは会場全体のどの程度の数なのか、そして「課題解決型」と一口に表現するが、実際にどのようなアプローチの特徴があるのか、これらを改めて整理するため・実態を把握するために、会場をリサーチしたのでレポートしたい。
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