いつもと違って、今日は展示会ブースづくりからは横道に逸れた内容です。
地方を拠点とする企業の方が、東京ビッグサイトでの展示会に出展する際に「宿泊」は切っても切り離せない要素になりますよね。さて、今回はどこに泊まろうか・・・
この記事では、体力面・食事面・利便性という3つの視点から、東京ビッグサイトでの展示会に出展するときにオススメの宿泊エリア・ホテルをご紹介します。※ホテルから東京ビッグサイトまでの所要時間はざっくりです。どこのホールになるか、電車や信号待ちなどで結構変わりますので参考程度で。
- とにかく近くで済ませたい派は東京ビッグサイト周辺で
- 夜の食事とお酒はしっかり楽しもうよ派は大井町駅で
- 通勤ラッシュは避けたいけれども、便利なとこがいいんだけど派は豊洲駅
- ホテルではリラックスしたい!、そして経費も安く済ませたい派は潮見駅
- どんどん値上がりする東京のホテル
とにかく近くで済ませたい派は東京ビッグサイト周辺で
設営日を含めた展示会本番を乗り切るためには、体力がモノを言います。
【展示会と体力勝負】
- 搬入日には重いダンボールを運びカタログを並べPCをセッティングし・・・
- 装飾会社の担当と調整したかと思えば・・・
- 空調が効いているんだか効いていないんだか、よくわからない館内で汗だくになり・・・
- と思ったら翌日にはパリっとした格好でお客様にニコニコと接客し・・・
- 断られてはお話しするを繰り返し・・・
- 3日目には足もノドもガタガタになってくるのに・・・
- 撤収のタイミングでは帰りの飛行機や新幹線の時間を気にしながら、急いで梱包作業や発送を終わらせる・・・
そんな怒涛のように過ぎていく約一週間、とてもじゃないけど東京の通勤ラッシュにまで揉まれて離れた場所に泊まる気はありません!という方。
つまり、絶対電車には乗らないぞ派の方はりんかい線国際展示場駅あるいはゆりかもめ国際展示場正門駅の周辺で宿泊するという選択肢になるでしょう。
有名どころだとこの2つ、東京ベイ有明ワシントンホテルとホテルサンルート有明です。展示会参加者御用達のこのホテル、もはや何も述べることはないでしょう。ちなみに、東京ディズニーリゾート目的で宿泊する旅行客が多いのも特徴。
そして、2018年10月(もうすぐ!)には国際展示場駅前に新たにダイワロイネットホテル東京有明が完成します。(やや出張には高いかもしれませんが、タイミング次第でしょう。)
また、意外と穴場、あまり知られていないのが西ホールから10分程度歩いたところにあるホテルトラスティ東京ベイサイドです。宿泊価格こちらも高めなイメージですが、タイミングによってはそれほど高くないときもあります。
ちなみに、東京ビッグサイト近辺で夜にしっかりお酒や食事を取ろうと思ったら、
すぐ近くのTFTビル2Fに比較的お店が集まっています。
TFTビル | 各ビルのご利用案内 | 東京ビッグサイト(東京国際展示場)
ただし、ここはラストオーダー21時、閉店22時というお店が多いです。がっつり飲もう派にはちょっと物足りないやも。この周辺で宿泊するならしっかり展示会に備えましょう・・・ということですね。
ホテルから東京ビッグサイトまでの所要時間:10分~20分程度
会期中も朝まで寝ていられる度:★★★★★
お酒を飲む場所が足りないぜ度:★★
夜の食事とお酒はしっかり楽しもうよ派は大井町駅で
東京ビッグサイトまでの所要時間がそれほどかからない場所で、しっかり飲み食いできる場所となると大井町周辺がオススメです。大井町だとよく挙がるのはこの3件、アワーズイン阪急、ヴィアイン東京大井町、東横イン品川大井町です。
どこに泊まるかはさておき、大井町に泊まるなら必ず訪れておきたいのが「東小路飲食店街」。めくるめくワンダーランド、これぞユートピア、アンドモア・・・
紹介した3件のホテルとは線路を挟んで逆側にありますが、行き方は検索すればいくらでも情報が出てきます。閉店はやや早いですが、中華そば永楽などは語りつくされた大井町の伝統の味でしょう。どのお店に入ろうかなんて、敢えて調べずにぶらりと歩いてみて雰囲気の気に入ったお店に入ってみても?(自己責任でお願いします。)
ホテルから東京ビッグサイトまでの所要時間:35分~45分程度
これこそ出張満喫、充実のナイトライフ度:★★★★★
東京の通勤ラッシュの洗礼を浴びる度:★★
通勤ラッシュは避けたいけれども、便利なとこがいいんだけど派は豊洲駅
国際展示場正門駅からゆりかもめでわずか9分、築地の移転だなんだで話題になっているのがこのエリアです。
東京ビッグサイトでの展示会があると、よく豊洲駅周辺に来ていました。なぜならここはとっても便利、スーパービバホームがあるのです。東京ビッグサイト周辺だと、意外と近くにホームセンターが無いのでここは助かるのです。ちょっとした工具やツールが必要だというときなど助かりますね。また、すぐ近くのららぽーと豊洲には東急ハンズが入っているので、これも便利です。
で、前々からこの周辺にホテルがあったら便利なのになぁと思っていたのですが、実はあったようです。知らなかった・・・ホテルリブマックス豊洲駅前、2017年にオープンしていたようです。
大井町のような飲み屋街が揃っているわけではないですが、比較的店舗は充実しているエリアですので食事やお酒には困らないと思います。
ホテルから展示会場までの所要時間:20分~30分程度
イロイロ揃って便利です度:★★★★★
でも宿泊の選択肢がほぼ無い度:★★
ホテルではリラックスしたい!、そして経費も安く済ませたい派は潮見駅
JR潮見駅まではりんかい線で新木場まで出て、そこからJR京葉線に乗り換えて一駅です。私は乗り換えは基本的に避けたい派なのですが、潮見駅に限ってはOKと考えています。それはりんかい線もJRも朝のラッシュが逆方向のため、やや車内に余裕があるためです。
そして、潮見駅と言いますがこれはアパホテル東京潮見を指しているものです。なぜこのホテルなのか、展示会出展者にとっては非常に嬉しいモノがあるのです。ここまでで気付く人も多いでしょう。
そう、アパホテルと言えば大浴場。
展示会はやっぱり体力勝負、一日中展示ブースに立ちっぱなしだと、普段立ち仕事に慣れているはずの人でも驚くほど疲れます。そんな疲れを癒してくれるのが、この最終兵器大浴場なのです。1日展示ブースで接客し終わって、ホテルに戻って大浴場に飛び込み足をマッサージする喜びは何物にも代えがたい。ここの露天風呂でぼーっとしてから、1Fコンビニでビールを買い漁るという出張サラリーマンの王道のような行動をちょくちょく取っています。
また、アパホテル東京潮見は周辺のホテルに比べて比較的安く泊まれる場合が多いイメージです。出張経費を抑えながら疲れを癒して・・・というところができるのは非常に大きいでしょう。
難点は近くに飲食施設が少ないこと。居酒屋が少しあるぐらいで、あとはコンビニか牛丼か・・・というところです。そのため、このホテルに宿泊するのであれば国際展示場の周辺(TFTビルなど)で食事を済ませるか、あるいは乗り換え駅の新木場で一度駅の下まで降りるかです。新木場も飲食店が多いわけではないですが、駅の周りなら潮見駅よりは選択肢が増えます。
ホテルから展示会場までの所要時間:35分~45分程度
心も体も大浴場が癒してくれる度:★★★★★
食事の楽しみが薄くなっちゃった度:★★
ちなみに、近くにはリブマックス東京潮見駅前もあります。当然大浴場はないですが、東京ビッグサイトから比較的近くで、ラッシュも薄めという意味では選択肢に入るかもしれませんね。
どんどん値上がりする東京のホテル
当然ですが、展示会の本番が近づけば近づくほどホテルの宿泊料金も値上げする傾向にあります。そうでなくとも宿泊事情のニーズの高まりからか、数年前にくらべて東京のホテル宿泊料金はだいぶ上がっている印象です。
あまりにも安く抑えようとして、展示会本番に体力が費やせないとなるのは本末転倒。早めの予約をオススメします。