展示会の強化書

展示会ブースの企画・装飾・デザイン・運営など展示会にまつわるプロセスのノウハウ提供ナンバーワン!展示会の狙いを強化する「強化書」です。

展示会ブース出展の小ネタ集(意外と知られていない便利なレンタル品、ほか)

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普段の記事のようにボリュームのある内容ではないが、知っておくと便利だったり助かったりする小ネタを紹介しよう。ちょこちょこ更新・シリーズ化するかもしれない・・・

 

 

ブース運営を便利にする、あまり知られていないレンタル品

 

商談セット、カタログスタンド、スチール棚など「展示会ブースの定番」と言われるアイテムと違って、あまり利用されないが実は便利なリース品がある。

 

そのアイテムがコチラ、マルチワゴンと呼ばれるモノ。コレ、まさに痒い所に手が届くアイテム

 

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【マルチワゴンの便利なポイント】

  1. アンケートや名刺を集約しやすい
  2. 移動させやすいので運営しながら丁度よい場所を探せる
  3. ダサすぎず、オシャレすぎず、存在感がない。つまりブースのデザインを邪魔しない。

 

【特に便利さを感じてもらえるブース】

  • 受付カウンターをブース内に置いていない
  • ノベルティを配布している
  • アンケートは紙焼きタイプで実施している
  • 名刺管理を一括で行っている

 

この条件のどれかに該当する場合は、特に便利さを感じてもらえるだろう。アンケートを集約するもよし、配布用のノベルティを溜めておくもよし、集めた名刺をココに集約するもよしだ。

 

ちなみに、受付カウンターとは来場者にとっての受付になるという目的のほかにも、出展者がブース運営するうえでの起点となる効果がある。受付カウンターを置かない場合には運営の起点がブース内で作りにくいが、このようなマルチワゴンがあると起点ができるので運営がスムーズになる

 

受付カウンターには一度置くと場所を動かしにくい、あるいはブースのなかで動線上重要な位置にレイアウトせざるを得ないというマイナス面もあるが、このマルチワゴンはゴロゴロ押して移動させることが容易なのだ。来場者の動き方に応じて、運営の起点をフレキシブルに変更できるということは、人の流れが読みにくい展示会において非常に安心できる材料となる。

 

装飾会社やデザイン側からこのようなアイテムの提案が挙がってくることは少ないだろう。なぜなら装飾側は本番運営を実体験したことがない人がほとんどなので、必要性や便利さを認識できないから。そして、出展者側もこういったアイテムは使わないと便利さが実感できないので、装飾会社にレンタル依頼をする発想にならない。結果、主催者の提供する資料にも載っていない、という状況が起こる。

 

www.tenjikaibooth.net

 

主催者が提供しているレンタル品一覧にも入っていないことは多いが、よく展示会場に入っているレンタル屋さんであれば基本的に在庫を抱えているアイテムだ。展示会場で直接レンタル屋さんに声をかけるもよし、ブース装飾を依頼している装飾会社経由で手配するもよし、一度使ってみていただきたい。

 

木工ブースのストックスペースにビス・釘が出ている問題

 

木工でブースを作るとちょこちょこ出会ってしまうこのケース。思わぬところにビス・釘が出ていてスーツを引っかけたりする困りモノだ。

 

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施工時にしっかり処理してくれる装飾会社や大工さんもいるが、基本的に工事は速度・効率優先で進んでいるので、ストック内はしっかりチェックしておかなければいけない、もしビス・釘が出ていたときにはどうすればよいのだろう。

 

そんなとき、コレが使える。

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ブースの照明やコンセントを設置している電気屋さんのケーブル、どこの電気屋さんもFケーブルと呼ばれるようなケーブルを使って電気配線をする。配線するために、都度ケーブルを切って繋ぎ合わせているのですが、施工日ならケーブルの残骸が地面に落ちていることが多い。(本番日になると主催者がしっかり清掃するので、まず落ちていないが)

 

そのケーブルの残骸の外側をストックのビス・釘が出ているところにスポっと被せると、もうスーツを引っかけたりすることはない。

 

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地面からケーブルの残骸を拾い集める姿は少々情けないが、会期中にスタッフの誰かがスーツを引っかけてモチベーションを落としてしまうことに比べたら小さなことだろう。

 

思った以上に効果的な、意外すぎるノベルティ

 

展示会場では、ありとあらゆるノベルティが配られている。ノベルティと引き換えに名刺やアンケートを集めようと、必死で配ろうとしている光景を見ることも多い。

 

と、ノベルティをテーマにするものの、そもそも私は展示会におけるノベルティの効果には懐疑的だ。特に単価が安く、ありふれた不織布バッグやボールペンといったモノ。名入れのボールペンをもらったところでほぼ使わない、あるいは使ったとしてもすぐにインクが切れるので、マイナスの印象に繋がることもある。

 

相手に自分の会社を覚えてもらいたいという想いで作られたノベルティは主張過多で「ダサい」ことが多いものだ。「自分が持ちたい」と思えないものは貰ってもゴミと同義。自分でお金を出してまで買おうとするモノかどうか、ということをノベルティ選定の基準にした方がよいだろう。「そのノベルティを自分がもらって嬉しいか?」・・・だいたいのノベルティは「あれば助かるかもしれない」けれども「嬉しい」というレベルにまでは辿り着いていない。

 

さて、そんな展示会ノベルティ戦争のなか、ひときわ異彩を放つアイテムがある。一般的なノベルティとは少し分野が違うモノだが、これが意外と効果を発揮することも・・・

上述したことと矛盾するようだが、お金を出してまで買おうとするモノではないけれども、もらうと嬉しかったり、捨てにくかったりするモノが世の中には存在する。

 

それは、縁起物

 

日本人が育んだ文化ともいえるアイテム群。商売繁盛、厄除けなど謳われている効能は様々。招き猫やカエル、五円玉などのモチーフが使われていることも縁起物は世の中に数多ある。

 

【縁起物のよいところ】

  • 心情的に捨てにくい
  • 話のネタになる
  • 好感をもってもらいやすい

 

展示会ではないですが、数年前に大阪の商店街でこんな縁起物をもらったことがある。

 

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なんのことはない、ただの袋に五円玉が入っているだけだ。しかし、数年前にもらったものなのに、なんだか捨てられず、この袋も5円玉もそのまま持っている。このような行動を取ってしまうのは私だけではないだろう。もちろん、ポイっと捨てられる可能性もあるが、縁起物であるというだけで捨てにくいと感じる人も多いはず

 

ということを記憶に残していると、ある出展者の方と話していたときに過去に縁起物を配ったときに喜ばれたという話題になったことがある。曰く、話のネタになった、曰く、縁起物に沿えていた連絡先から問い合わせが入った・・・と。縁起物を配ったことがある出展者が圧倒的に少なく、事例がほとんどないため本当に効果的なのか検証するところまでは至っていないが、それでも一定の効果が上がりそうなことは想像できる。

 

話しのネタという意味であるなら、海外からの来場者に配っても効果的だろう。ありがちな扇子や箸といった日本みやげも海外の方には喜ばれるかもしれないが、「縁起物」という文化を紹介するステップが必要になるため、話のネタ・切り口の機能も果たしてくれる

 

そもそも、縁起物を渡すという行為自体が相手の幸せを願う行為だ。相手から喜ばれこそすれ、嫌われるケースは少ないだろう。また、相手の幸せを願うという商売の基本的な思想を自社で再確認するきっかけになる

 

世の中にはいろんなノベルティが存在しているが、一つの候補として検討してみてるとよいだろう。

 

おわりに 

短文でさらっと書けるような記事を増やそうか・・・という意図の記事だったが、結局それなりのボリュームになってしまった。普段の記事でカテゴライズができないような、ちょっとした気付きなども更新していこうく予定だ。

 

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