人間中心の展示会デザイン
これまでに展示会ブースで成果をあげるための方法論を様々な角度から紹介してきた。ブースのデザイン、コミュニケーションの設計、投資対効果の算出など、展示会ブースの成果を向上させるための取組みは多角的だ。 成果に繋がる展示会ブースをつくるための5…
自社のビジネス・サービスがうまく展示会ブースで伝わらない、その課題はパネル・グラフィックのデザインにあるかもしれません。展示会の強化書では成果を出すための独自の方法論に基づいたパネル・グラフィックのデザインを承っています。ご依頼については…
展示会に出展していると競合他社の動向は気になるもの。 「あの会社、こんな展示していた!」なんて会話がブースで繰り広げられたり、ご丁寧に企画の段階から「競合はこんなブースを例年作ってくるから、ウチの戦略は・・・」なんて考えることもあるのだが・…
展示会ブースのレイアウトについて考える記事その2。前回は「ブース外」のレイアウトから受ける影響について考えだが、今回は「ブース内」のレイアウトについて。コッチの方が聞きたかった、という方も多いのでは。 ブース内のレイアウトづくりについてよく…
来場者の目を引きたい!、自社の魅力を最大限伝えたい!、という想いを様々なコンテンツに変換して来場者とのコミュニケーションを図ろうと出展者の皆さんは努力していることだろう。 ここでは、パネル・グラフィック、映像、プレゼンテーション、カタログ・…
一般的に展示会ブースづくりの「常識」や「暗黙の了解」となっているような考え方は様々なものがある。しかし、中には本当に正しいのか?と疑ってしまうような暗黙の了解も多数あるのが事実。今回のテーマは「動線に対する読み」と「ブースレイアウト」の関…
一般的に展示会ブースづくりの「常識」や「暗黙の了解」となっているような考え方は様々なものがある。しかし、中には本当に正しいのか?と疑ってしまうような暗黙の了解も多数ある。今回のテーマは「目立つ」ことと実際の「集客」との関係性。 出展者が展示…
「デザイン経営」という言葉が世に出てからずっと思っていたことがある。それは「デザイン経営の実践と展示会ブース出展は非常に相性がよいのでは」という一つの仮説だ。 その理由は、展示会ブース出展はデザイン経営的なアプローチをしたときに、望ましい効…
展示会ブースのコンセプトをつくる・・・コンセプトとは何のことなのだろう。 コンセプトとは展示会ブースにとって設計図であり、羅針盤と言えるものだ。 もし羅針盤や設計図に必要な要素が漏れていたら、どんなものが出来上がって、どんな場所に辿り着いて…
来場者に何を感じてもらい、どうコミュニケーションを取りたいのか・・・ブースのコンセプトが仮に固まっていたとしても、コンセプトを実現する空間になっているだろうか? コンセプトを実現する空間とは適切なコンテンツとコミュニケーションが効果的に配さ…
キャッチコピーを真剣に考えれば、展示会ブースの集客を質・量とも飛躍的に伸ばすことができる。 展示会場を巡っていると、特に目を引くような展示製品があるわけでもないのに集客に成功しているブースを見かけることがあります。周りから見える競合のブース…
来場者(ペルソナ)は、展示会ブースでのコミュニケーションを通してどんな感情を抱くのだろうか。いや、どんな感情になるとコミュニケーションが最も効果的に行われるのだろうか。 一般的なBtoBマーケティング施策であればBtoCの施策と比較したときに顧客が直…
展示会ブースの成果をあげるために「何を伝えるか」と同じぐらい大切なのが「どう伝えるか」。目的が明確になったら今度は手段を明確にする段階に入る。 手段についてはネット上で検索すれば<展示会で集客できる方法>という名目のコツ・方法論・アイテムが…
ここまでまとめた自社の強みを別の角度からも確認し、展示会で打ち出す自社の「強み」を一言に集約する。 ペルソナ(顧客)の視点に基づいた強みを打ち出すことができれば、これまで自分たちが思い描いていた強みよりも、はるかに来場者の心を打ち、質の高い集…
自分たちが「伝えたいこと」と顧客が「聞きたいこと」がズレている。展示会で見られる根本的なエラー原因の一つだ。これらを回避するための方法として「自社のビジネスを適切に分析すること」と「顧客像を具体的に想定すること」という方法をご紹介してきた。…
展示会ブースの企画にあたってペルソナを設定する効果は非常に大きい。というより、真に課題解決型のブースをつくろうと思った場合、ペルソナの設定なしに実現は難しいとさえ言える。 展示会ブースづくりにあたって必要なペルソナ設定の方法をこの記事では紹…
「自社の、または出展製品の強みは明確か?」と聞いたときに出展者の皆さんなら当然何らかの回答は持っていることだろう。展示会では「強み」が最大限伝わるようなブースにすることが結果を出すための常道だ。 しかし、ここでもう一つ質問を重ねてみる。 「…
「展示会ブースの集客を増やしたい」という想いは出展者が当たり前に抱く想いだ。しかし、そんなに集客が簡単なことではないことは皆さん自身の経験としてご存知だろう。 「来場者目線で効果的なパネルや展示品をつくったぞ!、なのにあれ?、なんでお客さん…
ここ数年、都道府県や市町村などの自治体、産業クラスター、商工会議所や関連する財団などの名義で展示会に出展するブースが増えている。 こういったブースに【共同出展者】として出展するときにはどんな点に注意すればよいのだろうか。単独で出展するときと…
展示会場を巡っていると様々なユニフォームを着用して接客にあたるスタッフを見かける。そこで今回は展示会ブースのユニフォーム選びについて考えてみよう。 たかがユニフォーム? いや、思ってもみないような効果が、プラス方向にも、そしてマイナス方向に…
やる気に満ちあふれたスタッフの行動が来場者をブースから遠ざける・・・そんな悲劇の現場を先日視察した展示会で発見してしまった。 大きな小間サイズを確保したそのブースは、キャッチコピーが効いていて、展示のレイアウトは開放感があり良いデザイン、予…
前回までの記事で費用対効果を算出する基準、その妥当性の判別方法について考えてきた。 www.tenjikaibooth.net www.tenjikaibooth.net ここから先は、それらの情報が展示会ブースの計画とどのように連動するのか考えていきたい。費用対効果に関連する数値、…
ブースのカラーイメージ、どうやって決めているだろうか? 展示製品のコンセプトに合わせたイメージカラーにする?、企業イメージに合わせたイメージカラーにする?、展示会場で目立つために突飛なイメージカラーにする?、いろんな決め方があるだろう。 今…
ここでは2回にわけて、展示会ブースのキャッチコピーづくりについて触れてみたい。 似たような製品・サービスをPRする出展者が数多くひしめく展示会場、通路の状況も会場内のどこも似たような状況。このような条件下ではキャッチコピーの選定を誤ったがため…
展示会で映像・動画を使う出展者は昔よりも多くなっている印象だ。映像そのものが昔よりもカンタンに作れるようになったからかもしれない。 展示会ブースで映像・ムービーを使おうと思うとそれなりに手間や費用がかかることが多いが、どんな作り方をすれば効…
逆に考えると、照明器具の使い方が不適切だとブースの魅力が半減するということ。展示会場を見てまわると、照明の使い方が上手いブースと下手なブースはその差が顕著だ。 効果的なメッセージを打ち出しているのに照明の使い方が下手なせいで適切に伝わってい…
前回の記事ではパネルデザインをどのように捉えればよいのか、という点について考えてみた。 www.tenjikaibooth.net コレを踏まえたうえで、「来場者の視点に立った」パネルをどうデザインすればよいのか、具体的な方法論に触れていきたい。
パネルとは、展示会ブースで最も活用されるツールと言ってもよいだろう。自社・商材の特徴をまとめ来場者に伝えるために作成されるこのアイテム。A1サイズなら84.1cm×59.4cm、そこに込められたワンダーランド。たかがパネル、されどパネル。 パネルのデザイ…
これまでの記事は展示会の出展者向けに発信してきたが、この記事は装飾会社(展示会のブースづくりを担う立場)の方にも読んでいただきたい内容だ。 展示会のブース装飾業界はニッチながらもそれなりの市場規模を持った業界だろう。(もちろん展示会以外の空間…